醜いアヒルな社畜さんのお話し その2

ブログを書くにあたり、ネタになる様な体験がなにもないので、
社畜人生でも綴る事になった。

タイトルが「醜いアヒル」なのは、この会社という集団に、私がそう感じてるからだ。
小学五年生が小学二年生に混じった様な違和感。
普通に小学五年生の集団に混じりたかったぜ。

目次

繁忙期と閑散期

この事業所には、繁忙期と閑散期とがあった。
繁忙期は梅雨明けごろからお盆明けまで続く。
つまり、閑散期の方が長いのだ。
人員もこの閑散期を基準にしやがって、繁忙期は普通に死ねる。

この事業所の仕事内容は、とある会社から出荷の発注があって、それを受けて作業が始まる。

この発注が来るのが、18時頃。
繁忙期になると、21時を超える。

余談になるが、現場作業員にブラジル人がいて、NHKの取材が入った。
ブラジル移民の特集の取材だった。
この時の発注時間も、21時を過ぎていた。
天下のえねーちけー様でも、この発注元は忖度しなかった。

異変

そんなある年、異変が起きた。
繁忙期が終わらない。
お盆過ぎれば終わるという繁忙期。
これがなんと、一年続いた。
そして翌年の繁忙期、作業量は上乗せされた。
前年までの繁忙期が、通常状態になっていた。
そこへ、繁忙期としての上乗せだった。

繁忙期は、いつしか終わるもの。誰もがそう思ってた。
私もそう思ってた。
朝8時に出勤して、帰りは翌日の4時とかだった。
帰った四時間後に、また出社だ。

発注が来る20時まで何も出来ないという事で、私の出社時間がずらされた。
昼の13時の出社になった。
帰るのは、朝の9時頃だった。

所長の暴走

そして、所長の暴走が始まった。
この所長は、会社のイメージキャラクターにしたら人気出そうな人物だ。
でもそういうのは、平時での話し。
緊急事態時にも対応出来る能力があるとは、限らない。

今思えば、この会社の方針が、この事業所だけに負担を押し付ける事なので、
所長ひとりで、どうにかなるものでもなかった。
だが、普通にこの所長を恨んでた。

そんな地獄なある日、所長が意味不明な事を言いやがった。
「明日から、ネクタイしてこい。」

これはきつい!
退社後六時間もしないうちに出社してれば、風呂になんて入れない。
そんな状態でネクタイなんてしたら、臭くてかなわない。
私は出社前にシャワーを浴びざるをえなくなった。

シャワーを浴びて、私は動けなくなる。
出勤時間も13時には無理になり、15時出勤になった。
そして、事件はおこる。

帰宅する朝5時ごろ、車をぶつけてしまった。
冬の凍結道路。
いつも道りにエンジンを三千回転まで回すつもりでアクセル踏み込んだら、
八千回転までいった。
アクセルを踏んで、何の抵抗も感じなかった。
アクセルを一度緩めてまた踏み込んだら、コントロールできなくて、縁石に乗り上げた。
駆け付けた警官には、教本に乗せたいくらい見事な空回りと言われた。

で、当然会社を休ませてくれと連絡するのだが、休ませてくれなかった。
いや、休むつもりは無かったよ。
私が行かなければ、ひとつ上の先輩一人に負担がかかるだけだし。
歩いても20分くらいの距離だし。
でも、休ませてくれなかった。
所長自ら迎えに来た。
帰りは会社にあった自転車。
車の修理が終わるまで、この自転車通勤になった。

で、当然私はネクタイなどしなくなるのだが、なんでしないのかって、所長に聞かれた。
はあ?
それで車ぶつけたのに?
逆に聞いてみた。
なんでしてこなくちゃいけないのかと。
返ってきた答えが、気を引き締めるためだと、ほざきやがった。
これに対して、私はなんて答えたのか、覚えていない。
ぼろ雑巾をこれ以上しぼったら、引きちぎれるだけだろ。
とは思った。

そしてこの件について、女性事務員も言ってきた。
冬場なのにスカート履いてて、キツイのはこっちも同じなんだとか。
はあ?
定時に帰ってるヤツに言われたくねーよ。
だったら、お前が起きる時間に会社にいろ。
お前が眠る時間まで、会社に居ろ。
それではじめて言える事だ。
と言いたかったが、それだけの気力も無かった。
ただ、普通に定時に帰ってるヤツに言われたのは、ショックだった。

そして所長は、こうも言ってきた。
お前の車は、事務所の影になってる所に止めろと。
夜中にだよ?事務所の前の自販機が荒らされてるのに、なんでそこにとめるの?
車上荒らしにあったら、どうするんだと聞き返したら、警察呼べとか言いやがった。
警察にしても、なんでこんな所に止めたのとしか、言いようがないだろと。
そんなアホな事には従わなかったが、この所長の考えてる事が分からなくなった。

今思えば、私とは違う地平を生きてるらしい。
いや、地平が違うのは、私の方かもしれない。

入院

 私は学生時代、喘息で二度入院した。
風邪をひいて、呼吸するのがきつかった。
吐くのはいいのだが、吸い込めない。
それ、風邪じゃなくて喘息じゃないかと、三件目の医者で言われた。

すっかり治ってたこの喘息が、ぶり返したのだ。
そりゃあ、退社から6時間後とか8時間後とかに出社してれば、体調もおかしくなるは。

私は学生の頃通院していた病院に通う事になる。
片道1時間かけて。
当時は隔週土曜日は休めたので、四週間ごと通う事が出来た。
で、担当医も定かでない患者を、たまたまあてがわれた医者は、診たくないんだな。
このまま入院するかもしれないと思って、荷物を実家に置いてから病院に行ったのだが、
普通に点滴打たれただけだった。なんの効果も無かったが。

そして、こんな1時間もかかる所じゃなくて、近くの病院にしろよと、紹介状持たされて追い出された。
こっちの病院なんて知らないから、とりあえず近くの開業医に通う事になる。

この半年後、入院する事になる。
入院はこの一度ではなく、再び入院する事になる。

この事業所に居る以上、また入院する事になるかもしれないので、未だに通院はやめられない。

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