醜いアヒルな社畜さんのお話し その4 列伝編

ブログネタを思いつき、頭の中で出来上がる。
それで満足して、形にしない。

うん、このネタもかなり前に頭の中で出来上がり、そのままほうちでした。
タイトルが醜いアヒルなのは、私がこの会社に、
小学五年生が小学二年生の集団に混じる様な違和感を感じてるため。
ほんと、最初から小学五年生の集団に、混じりたかったぜ。

という訳で今回は、この会社の人物列伝。
差別を受けまくってる私の主観で、書いてみる。

目次

同僚A

私の同期四人の中で、一番まともそうな人でした。
この四人の中で、誰か選べ言われたら、10人中25人、彼を選ぶでしょう。
分母より分子が多いのは、そんな人だったからです。

文系大学卒に望むのは、まさにこれ!
そんな人物でした。

でも、この会社にしか内定貰えなかったのは、外見だけでは分からない、ナニかがあったのでしょう。
入社三年目くらいに、彼は辞めてしまいました。
仕事残ってるのに、残業するなと言う上司の元、何をしていいのか分からず、出社拒否。
個人ホームページに、今日会社サボりました。って書いたら、
A、サボってないで会社来いって書かれる始末。
ホームページの存在教える人選間違えるなよ。

そんな彼は、某TBSアナウンサーに似てました。

同僚B

彼は、一言で言って、嫌な奴です。
嫌な奴の要素を全て兼ね備えてる、スーパー嫌な奴です。
そんな嫌な奴なので、こいつには少なからず、自分に似てる所を見出すものです。
そしたら、すげー落ち込みます。

そんな嫌な奴エピソード。
彼は、自分が要らなくなった物を、すぐ他人にあげます。
そして他人が持ってる自分が欲しい物を、この前やったんだから、寄こせって奪いに来ます。
これ、強盗強奪に近い感じに迫ります。まあ実際、奪われた事はありませんが。
そういうのが嫌なので、彼から貰わなくなると、
今度は、人の好意を受け取れねーのか、とねちっこく言ってきます。

そして彼は、ガンダムです。
ガンダム初年からこの年まで、世に出たガンダムグッズのほとんどを、コレクトしてるのではないかと、思うくらいです。
群馬の寮に入った時、寮母のおばちゃんに、ここら辺んでレーザーディスク売ってるところありますかと、レンタルビデオ屋を聞く感覚で、聞きました。

事あるごとに、どこそこ高校の特待生です。って言ってました。
私は同じ県でしたが、学区が違うためか、そんな高校知りませんでした。
私が入った高校は、五科目中ひと教科やらなくても入れるような、ばか学校でした。
それを言ったら、全然ばかじゃねーじゃん言われました。
上記の同僚Aも、同じ県です。
彼らふたり、入りたくても入れなかった高校のようでした。

そしてその頃から、私は彼に敵認定されたようです。

そんな彼は現在、正社員は首にされない権利を、充分謳歌しています。
気にくわない事があれば、半年でも一年でも、平気で休むみたいです。

こんな嫌な奴ですが、悪い奴ではありません。
彼は自分の世界観を持っており、つか、自分の知らない世界観は認めませんが(具体的に言うと馬鹿にする)、
彼の世界観に合うなら、凄く仲良くなれると思います。

同僚C

私を含め他三人が個性豊かに悪目立ちしてる分、何事もなく無難にこなしてるイメージです。
そんな彼は、コネ入社だそうです。
他に三社コネ入社決まってたんだけど、わび状書かされた言ってました。
そして、お前ら三人と同列スタートとは思わなかったとも、言ってました。
酒飲んで車乗れないのが許せねー、早く自動運転実現しろとも、言ってました。
正社員なんて固定費無駄だから、無くせとも、言ってました。

私含め他の同僚三人が、配属先に恵まれないとこうなるのか、と体験する中、彼は波風立たないポジションをキープ。
今は五階層出世してます。
二代か三代後の社長候補。
この二代後の人のタイミング次第で、社長になれるかなれないか、だと思います。

そんな彼は新人時代、私に車を貸してくれました。中古のぼろ車を。
そんなある日、彼は言いました。「お前、自分が壊してるって自覚無いのかよ」
これ聞いて、ゾッとしました。
元からぼろいのに、何言ってんだ。こいつ。
だからブレーキオイル買ってきて、こいつの寮の部屋に置いて、それ以来借りるのをやめました。
今思えば、私に全修理代出させるつもりだったんだろうな。

先輩D

私の配属先であり、研修先に居た、ひとつ上の先輩。
私は大学入るのに二浪してるので、彼は私よりひとつ年下になります。
そんな彼は、私によくお金を借りていきました。
一応年上のお前にしか、頼めないって事でした。
私も貸すからにはあげる覚悟で貸しました。
したら全部、返してくれたみたいです。
転勤になってもわざわざこの事業所に来て、返してくれました。
これで全部返したよなって聞かれましたが、分かりません。幾ら貸したかなんて、覚えてませんから。

そんな彼は、一度しかやらんぞ。よく見て覚えろよ。って言うタイプでした。
まあ、小学五年生が小学二年生に混じる様な職場。
それで充分覚えられますが。

そんな彼は、私とは合わないタイプでしょう。
小学校の頃はよく遊んでも、高校で一緒だったら、絶対口聞かなかったと思います。
クラスにふたりきりだったら、昨日テレビ何見たって話すでしょう。
ですが他にもう一人いたら、その第三者次第ですが、私が会話に加わる事は、無かったと思います。

そして今彼は、四階級出世してます。
で、私が平な理由を知ってるくせに、普通に笑ってきました。
あれはショックでした。

E所長

予備校のCMで、今でしょ言ったら、ブレイクした人がいました。
このE所長も、世の中に見つかり方次第で、ブレイクしそうな人物です。

ですが、そんな側面は平常時のみ。
繁忙期慢性化時期には、くその役にも立ちません。

繁忙期時、私と見てる物が違いました。
どうすれば出来ると聞かれたので、エリア分けをきっちりすればいいと私は言いました。
したら、それは出来ねえって事か、と返ってきました。
はあ?実際出来てないでしょうが。何で他の事業所のあるエリアまで、ここが受持つんですか。なんであっちに任せないんですか。あっちの事業所は何やってんの?飾りなの?
そして現在、きっちりエリア分けされる様になりました。
この様なエピソードは、他に三つくらいあります。

まあ今思えばこの会社、この事業所に厄介事を全て押し付ける様な会社です。
ここが全て受持たなければ、ならなかったのでしょう。

そんなエピソードとして。
辞めていった他の部署の人が、そこの部署の所長への恨み言をしょっちゅう言ってました。辞める直前にですが。
あいつはすぐ人のせいにして、責任逃れする。でもE所長は違う。
E所長は自分が悪くなくても、私が悪かったと言える、立派な人だ。

これを横で聞いてて私は思いました。
全然立派じゃねーよ。
そもそも、あんたが悪くなくても、私が悪かったと言う。
ほんとに悪いのは、あんたじゃないよね、って事でも、私が悪かったと言う。
これほど不誠実な事が、あるのでしょうか。
その原因を尋ねても、当事者ではないので分からない。言う事は、私が悪かったのみ。
これからの対策聞かれても、当事者ではないので分からない。言う事は、私が悪かったのみ。
事情を知ってる者にすれば、これほど腹の立つことは、ないでしょう。

そんなE所長が、クソさが発覚する前に言ってくれました。
楽になったら有給の二、三日取ってゆっくり休め。
まさか、過労入院で休む事になるとは、思いませんでした。

後書、続くよ

 こうやって列伝書いてますが、基本的にはどこかムカつくヤツのみで、
そういう悪目立ちポイントのあるひとのみです。
一応顔と名前知ってるヤツを羅列するなら三桁を超えますが、
なにかエピソードがあるのは、ほんの一握りです。
列伝として挙げられるのは10人くらいでしょうか?
という訳で、次回に続きます。
いつになるのかは、分かりませんが。

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