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醜いアヒルな社畜さんのお話し その3

まいったね、前書いた時から、半年も経っていやがるぉ(笑)
こういうのは、その時の勢いが肝心。
その1とその2は、同じ日に書き上げて、その2を後日予約投稿。
その予約投稿が、失敗してたんだけどね。

で、この会社の人物編の列伝なんかを妄想してたんだが、時系列的に、
まだ三割くらいしか話しが進んでないじゃん。

ま、この後はそんなにイベントないんで、さくさく行けると思う。

目次

使えない後輩

こんなアホみたいな糞忙しい職場なんで、増員する事になる。
…のは、普通の会社。
このアホな会社を、なめてはいけない。
ここに回されたのは、本社で使えないヤツだった。

私の一つ後輩になるこいつは、研修でこの職場に来た時、
ここに配属になりたいと、ほざいてました。
平和な時は、ほんと平和。
まさに家庭内なんちゃら工業って言葉がぴったりでした。

ちなみにこの会社の新人研修、新人が四月から九月終わりまでいるのが常でした。
で、十月から三月までが本社研修。
私の代の時、研修くそなげーよって事あるごとに言ってたら、半分に短縮されました。
それが実施されたのは、私の次の次の次の代からでした。
ここで話題にする後輩の次の代の時、はっきりと決まってませんでした。
で、総務の人とここの所長とで、喧嘩になりました。
いつまでここにいるんだ、はっきりしろと。
総務の方は、夏場に必要なんじゃないの?って感じに、話しをはぐらかします。
それにこの所長が切れて、結局、新人研修は六月までとなり、夏場は少ない人数で行く事になりました。
少なくともこの研修、夏場の繁忙期対策も兼ねるものでした。
最初はそれでやってたはずですが、これ以降、そのあてが無くなります。

って、話しはそれてますが、ここで話題にしたいのは、その研修の時に、ここに配属されたいと言ったヤツのお話し。
こいつが配属になる一週間前、私が昼に出勤する時、こいつの車とすれ違いました。
私はてっきり、職場に寄った帰りかと思ったら、そんなことありませんでした。
こいつが宅配便で送り付けた私物が、置いてあるだけでした。
そしてその後一週間、こいつは海外旅行行ってたそうです。
職場へのお土産はありませんでした。

ちなみに私がこの職場にに配属が決まった時、前もって挨拶に行きました。
所長の息子さんにと、戦隊もののロボットをお土産に。(笑)

私とは違う常識の中で生きてるこいつは、ほんと、厄介でした。
まず、自分の間違いを認めない。
と言うか、自分が間違えてる、という概念そのものが、欠落してました。

こいつにやってもらいたい事は、私がやっていた明日の準備の為の下準備業務でした。
最初は、こことここ気をつけて、と教えるのですが、これがまた、教えた事しかやりません。
次の日も同じ注意点があったとしたら、前にも言ったからって、三回目くらいから言わなくなりますよね。
で、こいつは言わない事は、やりませんでした。

毎回言えってのか?ばかじゃねーの。

お陰で私の業務は、こいつへの注意点の洗い出し、そして確認になりました。
ああ、今回は言わなかったら、どうせ間違えるんだろな。
その期待を裏切る事は、ありませんでした。

結局、私が自分でやった方が早いとなり、私がやる羽目になりました。
で、残ったこいつは、本来私がやるはずだった業務を任されます。
こいつの他には誰も居ないので、本来私に教えるはずだった先輩も、根気よく教えてました。
そのおかげで、こいつは四階級出世してます。
私は平のままですが。

現場の素人化

こんな混乱の最中、恐ろしい事が起こります。
現場作業員の刷新です。

現場作業員は、この会社とは関係ない、別会社が担当してます。
四年働いたら、正社員にしなくてはいけないってヤツ。
あれの対策でしょうか。
余談ですが、ここら辺に疎いうちの会社のそれなりの地位の人に、お前の会社の正社員にするんだろと、迫ったそうです。
で、別の人が出てきて、うちではなくて、お前の会社の正社員になるんだ。うちは関係ないって話しになりました。
それを言ってきた別会社は、いつの間にか無くなりました。
まあ、どんどん待遇悪くしていったから、頭に来てたんでしょうね。

まず、元居た別会社の現場の人が、三人辞めさせられました。
代わりに別の会社から、四人来ました。
この辞めさせられた三人ですが、うち二人は、仕方ないんじゃねと誰もが思うところでした。
最後の一人は、たまたま大きな破損をした人でした。
つまり、誰でもよかったと。

その代わりに入った四人は、なじめずに二人辞め、残りの二人は会社ごと撤退しました。

で、悪夢はその後に起こりました。
ど素人軍団の投入です。

元々この現場、ここ一か所ではさばききれず、少し離れた所にも作業場がありました。
その作業場の作業員を、このど素人軍団に任せようって言う、無謀な計画です。
元々その離れた作業場は、現場のエース四人で回してました。
このエース達と同じ事が、ただリフト乗れるだけの四人に、出来る訳がありません。

前もって引き継ぎでひとり来たのですが、彼も出来る気はしないと言ってました。
教えてる方も、ほんとにやるの、にやにやって感じでした。
で、ほんとにやらせるのが、この会社の恐ろしい所です。

このエース達と私とで、あれこれやりとり、というか、他のヤツ等の尻拭いをしてたのですが、このつながりが切れました。
私以外のヤツ等が、私にさせてた尻拭いをしなければ、エースの代わりに入ったヤツ等は、仕事になりませんでした。
当然拭いきれなくて、私にもとばっちりがきました。

丁度この頃、私は二度めの過労入院しました。
で、ここら辺は現場任せに出来るな。私の負担も減らせるな、と思ってました。
ですが、こいつらのお陰で、私のやる事も増えました。
何が悲しくて、過労入院したヤツが、今までやらなくて良かった事まで、やらなあかんのでしょうか。

それまで私は、土曜日は午後三時に出社して、日付が変わる寸前に帰ってました。
ですが、こいつらが着て以降、午後三時にきても無駄でした。
私の明日の準備の業務を始める為の、その日の業務が、終わってません。
そしてこいつらが、別の作業場から戻ってくるまで、私も帰れません。
最終的に私の土曜日の業務の帰宅時間は、明け方六時になりました。

こいつらが来る以前は、土曜日は来ないって選択肢がありました。
代わりに日曜日に来て、ゆっくりやるという選択肢です。
でも、こいつらが来て、その選択肢が無くなりました。
私が土曜日の午後六時に事務所に行くと、事務所の鍵もかけずに、みんな帰った後です。
このど素人軍団ほったらかして。

で、しまいには私も面倒見切れなくなり、私の業務が終わったら帰る、とこいつらに宣言しました。
したら、後15分って所で、こいつらが切り上げてきました。
この15分を終わらすのに、この後三時間かかりました。

私の会社の人間も、このど素人軍団をひっかきまわします。
今まで160キロの豪速球で抑えてたヤツ等の代わりに、80キロしか出せないヤツ等が入って来た。
その豪速球が投げられないのならと、変化球とか、これまた出来ない事をさせようとします。
ある日、午前三時から始めさせました。
終わったのが午前三時です。
そう、次の日の業務が始まる時間。
ここで、一番最初に、元居たエース達から教えられてたヤツが、逃げました。
この人が居なくなれば、私もこいつらに、義理立てする理由もなくなりました。

そんなある日、前任者のエース達なら午後二時には言ってくる事を、午前二時に言ってきました。
そんな時間に言われたって、解決法などありません。
ですがその解決法は、私以外の人が準備してた事でした。
そして私は言いました。こいつらのリーダーらしき人に。
「お前らの追い出したヤツ等が出来たことくらい、最低限やってくれ。
お前らの追い出したヤツ等に必要としなかった業務は、俺はやらない。
どうしたら出来るか、全員でよく話し合え。」
要するに、とっとと撤退しろって事なのですが、今さら出来るかって事で、こいつらの会社も、意地になってました。

で、このセリフと同じ事を、ここの所長にも言いました。
その時、ついでに聞きました。
なんでこいつらがここに来たのかと。
ここと同じ地区にも、他の事業所はあります。
なんでそっちじゃなくて、ここに来たのかと。
したら、信じられない答えが返ってきました。
ここが出来るなら、他でも出来るだろうと。

いやいや、物事には、順番ってものがありますよね?
中学生の問題が解ければ、小学生の問題は解けるって事ですか。
普通は逆でしょう。

で、このど素人軍団は、前出の使えない後輩が、他の事業所で使ってる会社を引っ張ってくる事で、このど素人軍団のシェアを狭めていき、ついに追い出す事に成功しました。

私の待遇改善のあきらめ

これは時系列的にどうなの?って事ですが、一応書いておきます。
前出のつかえない後輩が三階級上がったのに対し、私は平のままでした。
尻拭いをしたヤツが上がらなくて、尻拭いをさせたヤツが上がる。
何か、間違えてやしませんか?
といっても、こいつが出来なくて、私がやる事のなった業務自体、低く見られる物でした。
ここの経緯を知らなければ、そうなるのも当然かもしれません。
こいつが上がった事に気がついた時に、私も抗議すれば良かったのかもしれませんが、一年くらい気づきませんでした。

ある時、ボーナスの査定方法がかわりました。
それまでの私のボーナスは、毎月の手取り以下でした。
それが、毎月の総支給額より上になりました。

これって、おかしくありませんか?
変わったら普通、現状維持か、下がるでしょう。
それが上がるって何事ですか?

この事を聞いてみました。
したら、普通に査定したらこうなったとの事です。
この時、前出の所長やら先輩やら後輩は、この職場にはいませんでした。
まったく新しい人です。

つまり、この使えない後輩を先に出世させるために、私の評価を下げてたのでは、と私は見ています。
前出の査定内容を聞いた人にも聞いてみたのですが、以前の事は知らないとの事でした。

そんなある日、新しい部長に、お前の階級を一つ上げると言われました。
ただ、階級は上がるけど、それ待遇って事で、肩書はつきません。

これは、素直に嬉しかったです。
そんな土俵には、立たせてもらってないのですから。

ですがこの階級上げ。
ただ長く居るヤツ等を、ひとつかふたつ、上げるものでした。
つまり、私はそこから漏れた事になります。
だって、待遇ってだけで、その役職名が付かないのですから。
少なくとも今回上げてもらった誰よりも、私の会社への貢献度は上のはずです。

前出の査定内容を聞いた人も、事あるごとに言ってきました。
この待遇が取れるように頑張れと。
いやいや、こちとら三階級上がったヤツの出来なかった事をしてるんですよ?
何を、どう頑張れと?
この次言ってきたら、聞いてみよう。
そう思ってたのに、この人は早々と転勤になりました。

代わって、私の五つ下(多分)の後輩で、一つ階級が上がる時に、私に先に上がってすいませんと言ってきて、さらにもう一つ階級が上がった人が、動いてくれました。

私がやってる、三階級上がった使えない後輩の尻拭い業務を、他の人にさせようと。
白羽の矢が立ったのは、別の事業所で、この業務の経験もある人でした。
そして半月後、その人は辞めました。

次に引っ張ってこられた人も、別の部署から名指しで指名が入り、転勤になりました。

次に来たのが、いや、なめてるの?って言いたくなる人でした。
こちらが1からから教えようとしても、その手前、0.1から教えなければならない人でした。
聞けばこの人は、後がないって人でした。
いやいや、この会社で3階級上がった人にも出来なかった業務が、そんな人に出来るのか、と。
結局この人と一緒にはやってられんって、事で、私が一人でやる事になりました。

そして私がこの業務から解放され、階級が上がるって事も、無くなりました。

あれこれ

さて、この後も理不尽な事とか屈辱的な事とか、色々あるのですが、章立てて書くほどの事ではありません。
ほんと、私も自分に見合った会社に入りたかったです。
まさか繁忙期抜けて落ち着くまで、って事でやってた業務を、ずっとやる事になるとは、思いませんでした。
そして、これをやってる限り、出世もないとは、思いませんでした。

その時期に居た使えない後輩はじめ、みんないなくなりました。転勤ですが。
そこら辺の事情を知らない後任者にとって、私の不幸な待遇など、気にかけたくないもののようです。

さて次回からは、この会社の人物伝でも書きたいと思います。
いそれがいつになるかは、分かりませんが。

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