なんか、普通に面白かったぉ。
新作のドラえもん映画では恒例だった、のび太を貶める悪意を、この作品には感じなかった。
顔をぐっちゃぐちゃにする演出も、なかった。
ただそれだけなのに、普通に見る事が出来た。
気になる事が、なかったわけでもない。
ロップル君の危機を、のび太が夢に見る。
こっちの宇宙と向こうの宇宙とでは、時間の進み方が違う。
こっちの1時間が、向こうの1日。
向こうの一年は、こちらの15日に相当する。
何が言いたいのかっていうと、最初に夢に見たのは、7年前の事なんだよね。
三か月以上経ってから、次の夢を見たの?
確か、空き地を取り戻そうとする前と後に、夢を見たんだよね?
ちょっと時間軸、おかしくない?
とは思ったが、旧作を見返してみようとも思わなかった。
この新作はこの新作で、そこそこ面白かったから。
惑星破壊装置を、風に運ばれたタイム風呂敷で偶然止めるより、ワープした超空間で爆発させた方が、自然だし。
って、これは原作漫画の話しで、映画では違うんだけどね。
旧作見返すまで、原作漫画とごっちゃになってたよ。
そう、旧作を見返して来た。
今までの映画も、新旧見比べてたんだから、これも旧作見ないとね。
したら、今度は、新作を見返したくなってしまった!
旧作が変だったからじゃないよ。
この旧作を見てしまったら、新作が変ではないか?と思ってしまったからだ!
新作の新キャラ、モリーナ姉さん。
この人、ロップル君のお姉さんだと思ったら、いとこだった。
初見で気付けよ、って言いたいが。
これが姉でないとすると、ロップル君のお父さんは、どうなったのか?
旧作では、ガルタイト工業の悪事を訴えに行く途中で、殺された。
では、新作では、どう死んだのか?
そこに言及がないのだ!
新作の最初で、宇宙空間に放り出された人が、二人のお父さんだと思ったよ。
旧作であった、画面4分割にしての、コーヤコーヤ星での交友。
長い時間を、楽しく過ごしたんだな、と思わせられた。
別れの時、それがひと画面で流されて、別れの悲しさを感じた。
この映画で印象深いのは、この画面4分割なんだよね。
開拓星での楽しい日々を、長い時間供に過ごしたのが伝わってくる。
自分も体験したいと思わせる、何かがあった。
別れのシーンでまた流れるのは、今回見返して、初めて気がついたのだけど。
この演出、新作には無いのよね。
その代わりとなる演出もない。
1年近い時間を、ともに過ごした経緯を感じるモノもなければ、
もう会えないんだという、寂しさもない。
淡々と扉のつながりが消えただけ。
この映画、宇宙開拓史だよね。それらしき行動、新作でなんかしたのか?
旧作では、画像4分割の時に、なんかやってた気がする。
新作では、町があった。
旧作では、ロップル君ちと、隣んちしか出てこなかった。
学校はあるわけだから、映画に出てこないだけで、そこそこ人口はあるのかもしれない。
ロップル君ちに近所の人が集まるシーンがあった。
旧作では4台くらいの宇宙船?だった。部屋の中も、ゆったりした人数だった。
新作では、部屋の中びっしりだった。
そう、気になるのは人口の多さ。
この星を、破壊するの?
数世帯だけの開拓星なら、ありえるかもしれない。
でも、市長もいて、町になって、すでに人口が多いこの星を、軽々しく破壊出来るの?
殺し屋ギラーミンの役どころも、ちょっと引っかかった。
旧作では用心棒の殺し屋として、あまり出番はなかった。
最後にのび太達の前に立ちふさがったくらいで。
これが新作だと、ガルタイト工業のやり手のおっかない上司?だった。
俺はたぬきを殺すのも、全力を尽くす!とか、色々やってくれてた。
これ、どっちがいいかは、どっちもアリだと思う。
ただ、最後の対決は、旧作の方が良かったと思う。
のび太とロップル君で、ギラーミンを撃つ。
おそらくロップル君のお父さんの仇であろう、ギラーミン。
これをロップル君の手でうてたのは、大きい。
でも、新作ではロップル君のお父さんは、どうやって死んだのか、分からないからなぁ。
一騎討ちでのび太が倒れる時、緊張に耐えられなかったって台詞がほしかった。原作漫画ではあったでしょ?
コア破壊装置も、これ、爆弾じゃないんだよね。
マントルを揺さぶって、コアを刺激して星を破壊する。
タイム風呂敷で時間を戻せば、コアは破壊されない道理。
これを引っこ抜いて、ワープ空間で爆発させる。
引っこ抜くって、何キロメートルあるの?
それにこれ、爆弾じゃないよ?
引っこ抜いても、マントルの不安定さは解消されないよね?
つまり、そこそこ末期状態なら、コア破壊装置がなくても、星は破壊されるんじゃないの?
これも、旧作見返すまで気づかなかったけど。
なんだろ、
新作だけだったら、あまり気にならなかった。
でも旧作を見返してきたら、気になる点続出。
最後にもう一つの宇宙開拓史があったんだとか言ってたけど、全然宇宙開拓史してなかっただろ!
とりあえず、モリーナ姉さん出すのはいいけれど、ロップル君のお父さんの存在がモリーナ姉さんのお父さんに置き換わり、ロップル君のお父さんが不在になったのが、残念。
モリーナ姉さんがロップル君の姉さんなら、良かったのに。
話しがとっ散らかっててなんだが、新作の次のやりとりがよく分からなかった。
ガルタイト工業にこの星を売り払ったんだ!
俺達も騙されたんだ。
え?
これは、何を意味するのだろうか?

